和食料理人
石川県金沢市橋場町
月給 191,000円 - 正社員
最終更新日: 2025/02/27
株式会社金城樓
このお仕事の特徴
あなたにとって「働く」って何ですか!?
本当に自分が作ったものでお客様に喜んで頂けます!
・自分が作ったものでお客様に喜んで貰える仕事に憧れて料理の世界に入ったけど、実際には既製品ばかり使っていてがっかりした
・一から自分で作れる技術を身につけたい
・修行や下積みからではなく、早くから包丁を握りたい
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そのように考えたことはありませんか?
当社は、古都・金沢で133年続く老舗料亭旅館です。
料理については特にこだわっており、味噌や梅干しなど料理は全て手作りのものを提供しております。
一から自分で作る技術を身につけることで、お客様からの「美味しい」という言葉が本当に嬉しく感じられる職場です。
「老舗」と聞くと、やり方も古いのでは?と思われるかもしれませんが、当社では下積み、修行、という考え方はありません。
洗い物は専任担当がおりますし、早いうちから食材にも触っていただきます。
料理をしたくて料理人になった方にはおすすめの環境です。
また、せっかくお仕事をするなら・・・
お仕事をする先に皆さんの「夢」や「目標」「なりたい姿」と仕事との重なり合う部分があるといいな、と思いませんか!?
仕事を通して、自己実現ができるようなイメージですね。
例えば、しっかりとスキルが身につく!
例えば、一生涯付き合う仲間に出会える!
例えば、家族や子どもが尊敬してくれる!
せっかく働くなら、せっかくお仕事するなら、大切にしている価値観が近い仲間と働けると良くないですか!?
申し遅れました。私は金城樓で社長をしている土屋です。
私は創業明治23年の、100年を超える老舗料亭旅館の5代目当主でございます。
これまで私の祖先や働いてくださった従業員の皆様が守ってきたこの会社を守り引き継いでいくことが私の責務だと考えております。
変わらずここにある、その価値をこれからも提供していきたいと考えております。
私達は次のようなことを大切にしています。
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金城樓 信条
一、私たちは友愛を基として店の発展のため努力しましょう
一、常にお客様には感謝の心を忘れず満足して頂けるよう心がけましょう
一、無駄な経費を節約して器物道具は愛して、つかいましょう
一、言葉遣いに注意してお互いの人格を尊重しましょう
一、仕事に興味をもち、常に研究するように心がけましょう
一、元気で働ける喜びに感謝致しましょう
※初代土屋九兵衛が発案し、明治23年の創業以来、欠かさず唱和しています
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ぜひ、重なり合う部分がありそうな方はぜひご応募お待ちしております。
技術も考え方も学べるお店です
早く技術を身に着けたい方におすすめ!
・調理は下積みから…
・先輩の手を見て覚えろ…
・最初の1年は洗い物…
みたいな考え方は一切ありません!!
学校を卒業したての方にも、他店で経験を積んだ方にも、それまでのご経験に応じてすぐにできる業務からお任せしていきます。
また、当社は100年以上の歴史を持つ老舗です。
なぜここまでの歴史を紡いでこられたのか、それは考え方にあると思っております。
調理については、「手作りにこだわる」ということです。
自分の手で作ったものでお客様に喜んで頂く、ということにこだわっています。
その考え方も学べるお店です。
社長に突撃インタビュー!!
133年の歴史を次の100年も守り続けたい
A1.【加賀料理】という加賀独自の食文化のアンテナショップや旗振り役、伝道者です。
Q2.仕事をする上での夢や目標は何ですか?
A2.私で5代目となりますが、次の世代に引き継いでいくことです。血縁関係でという意味ではなく、金城樓という暖簾・看板を残していくことが老舗に生まれた私の使命だと思っています。
Q3.なぜ経営者になろうと思いましたか?
A3.家業ということもあり、小さい時からお店の現場が遊び場でした。お客様相手の商売というものと共に育ってきたので、生まれた時からなりたかったのかもしれないです。
Q4.目標としている経営者はいますか?
A4.上京時に私が勤めていたフランス料理のシェフや、修行させて頂いた日本料理屋の社長です。また、金沢でも様々な地元企業様の社長に大変お世話になりました。二代目以降の社長と創業社長では環境が全く違うので、その方々のお話は刺激的だと感じています。
Q5.社長とはどういう立場だと思いますか?
A5.従業員だけではなくお客様や取引先の皆様に対する責任も含めた最終的な責任者です。
Q6.社員に、どんな社長だと思われたいですか?
A6.金城樓を継続していくところに一番力を尽くしている人だと思われていたいです。
Q7.仕事をする中で一番やりがいを感じるのはどんな時ですか?
A7.お客様から感謝して頂ける時です。玄関でお出迎えなどもさせていただくので、実際にご来店いただいたお客様に直接的に会ったりすると、感じられます。
Q8. 仕事に関して5年前のことを教えて下さい。
A8.北陸新幹線ができた頃です。長野から金沢まで延伸して東京と直接的に繋がったので、コロナ前の2010年代後半は金沢が非常に忙しい時期でした。
Q9.仕事に関して10年前のことを教えて下さい。
A9.私が父から代表を譲り受けた直後だったので、いろいろと会社の体制を変えなくてはいけなかったり、金城樓のことを見つめ直したり、この会社をどうやって存続させていくかを考えた時期だったと思います。
Q10.社長にとって会社とは何ですか?
A10.お客様や取引先様など多岐に渡る方々が出入りしていて、従業員もアルバイトを含めると調理や接客・営業など様々な部門で多くの方が働いていて、沢山の人たちが集まる場所なので、会社というよりは一つの店・館の当主というものとして捉えています。
Q11.仕事をする時に常に心掛けていることはありますか?
A11.金城樓らしさとは何かを常に考え、それを経営等に落とし込んでいくことを心掛けています。例えば、敷居が高いと新規のお客様が増えず食文化を発信できないが、下げ過ぎるとブランド力が落ちて金城樓らしさが失われてしまう…といったバランスの調整や立案は、社員に任せず私が一番になってやっていかなくてはいけないと思っています。
Q12.仕事をする上での信条(自分が正しいと信じる行動が伴った考え)はありますか?
A12.創業者が作成した金城樓で働く者の指針となる【金城樓信条】というものがあり、それは非常に大切にしています。一人の人間として必要なことをまとめたもので、弊社スタッフにも「それがあるからこそ金城樓が継続してきた」ことを伝え、毎日朝礼で金城樓信条を唱和しています。
Q13.仕事に関して、今一番努力していることは何ですか?
A13.今現在は、人手不足です。特に、調理場の人手不足が原因でお客様をお断りしたりお弁当ビジネスをストップしていて、コロナが明けてこれから取り返していかなければならない時にこのような状況になっているのが勿体ないです。調理場の定着率・人手不足が一番の課題だと思っています。
Q14.今までの経営の中で一番ピンチだったことはありますか?あればそれは何ですか?
A14.133年の中で、まずは戦争だと思います。戦後はGHQ(米軍)により接収され廃業状態が5-6年続きました。そこを何とか乗り切りましたがその後も様々な経営危機がありました。オイルショックやバブルの崩壊、リーマンショックや東日本大震災という、時代と共に起こってきた出来事と隣り合わせで、景気に非常に左右されてきましたが、色々な方に助けられ今があると感じています。
Q15.就職したことはありますか?初めての上司はどんな人ですか?
A15.初めての上司はとても厳しい方でした。最初はフランス料理から料理の世界に入りましたが、その方が一人で立ち上げてきた創業者社長で、現場のオーナーシェフでもある方なので非常に厳しく教わりました。
Q16.就職したことはありますか?あれば、 初めて就職した時に思ったことはなんですか?
A16. 自分自身が金城樓の息子として育てられてきたので、社会に出て初めて社会の厳しさを知りました。
Q17.出身地はどこですか?
A17.石川県金沢市です。
Q18.学生時代に熱中したことは何ですか?
A18.友だち・仲間が多くいたので、仲間たちと色々な場所に行きました。当時東京にいて、和の物が好きでしたので昔の文化や美術に触れたり、本を読んだりして学生の頃を過ごしました。
Q19.芸能人や有名人などで、誰かに似ていると言われますか?それは、誰ですか?
A19. 誰かに似ているというのはあまり言われないです。
Q20.家族構成を教えてください。
A20.妻と小学校3年生の娘が一人います。
Q21. 家ではなんと呼ばれていますか?
A21. パパです。
Q22.親友から、初めて会う人に何と言って紹介されますか?
A22.やはりお店のことです。おこがましい言い方ですが看板を背負っているということを私の仲間たちは分かっているからだと思います。
Q23.趣味や休日の過ごし方を教えて下さい。
A23.茶の湯や習字など商売のものに限りなく近いことをして過ごしています。最近では加賀宝生をしており、舞台やお花など。和食文化は総合芸術なので、料理のことだけでなく、それにまつわる昔ながらの日本の伝統文化を大切にしていますし、それが好きということもあります。
Q24.お酒は飲まれますか?もし飲むとすれば、好きなお酒はありますか?
A24.飲みます。日本酒よりもワインの方が、焼酎よりもウイスキーの方が好きだったりします。料理長もワイン好きですし、料亭ですがメニューにもワインが入っています。お店ではワインのイベントも行っています。
Q25.旅行は行きますか?もし 旅行に行くならば、どこに行って何をしますか?
A25.旅行というか出張には行きます。同業者の協会で今全国の副会長をしているのですが、そういった同業者のつながりを大切にしています。一緒に日本の食文化を守っていく仲間たちとの付き合いを大事にして、全国の料理屋さんでの会合によく行っています。
Q26.カラオケはしますか?もしされるとすれば、 カラオケの十八番を教えて下さい。
A26.行きますよ。行くというか仲間たちとか仕事の関係の流れでします。十八番は私達世代の人たちが歌う、サザンなどです。
Q27.最近感動したことや涙した出来事はありますか?
A27.映画を見ました。宮沢賢治の「父」という映画です。
Q28.ストレスがたまった時や疲れた時はどうしますか?
A28. 趣味というか習い事、お茶やお花をしている時は結構無心になれると思います。あとは娘と過ごす時間を作ったりします。
Q29.今一番やりたいことは何ですか?
A29.すぐに思い浮かびませんが、プライベートの旅行はしてみたいと思います。
Q30.何でもできるとしたら、今一番したいことは何ですか?
A30.あまり考えたことが無かったのですが、海外旅行は少ししてみたいと思います。
Q31.社長の中でのルーティーンがあれば教えて下さい。
A31. お店に来て自分のやるべきことをやり、日中はお客様への対応、ご挨拶に行くということです。あるいは会社の経営の戦略を練ったり、部門の責任者と協議したり、ということを毎日行っています。
Q32.好きな言葉や座右の銘、格言はありますか?
A32.父も言っていたのですが「一期一会」というのは、我々みたいなお店を営業している人間には大事だと思っています。初めてのお客様もリピーターのお客様も、年齢限らず金城樓らしくおもてなしするのが大事だと考えています。
Q33.仮に自分を変えることができるとすれば、どういう風に変わりたいですか?
A33.経営者としてもっと賢い人間、頭の良い人間が同世代にたくさんいて、尊敬していますので身につけたいです。経営能力、財務・税務・労務に対しての知識がなど、まだまだ勉強が足りないなと思うことがあります。
Q34.あなたが断言できることは何ですか?一つ断言して下さい。
A34.和の文化の素晴らしさ、レベルの高さは世界的に見ても間違いないと感じています。
Q35.武勇伝あれば聞かせて下さい。
A35.無いです。
Q36.もう一つ違う人生があるとしたら、どういう人生を送りたいですか?
A36.それは考えたことがないです。子どもの時から「金城樓の子」として育てられてきたので、それ以外の人生は考えたこと無いです。
Q37.好きな場所はどこですか?
A37.店を中心とするこのエリアが最も金沢らしい古い町並みなので好きだと感じます。自分が生まれ育ったこの辺り、ということです。
Q38.好きな色は何色ですか?
A38.黒や紺、白等原色系です。
Q39.好きな動物は何ですか?
A39.しいて言えば犬です。
Q40.何でも一つ願いが叶うとしたら何を叶えますか?
A40.あまり考えたことがないです。これまで「こうやりたい」とか「こうなりたい」と思ってきたことは叶えてきたような気がしています。沢山の方が助けてくれたり引っ張りあげたりしてくれたおかげです。
Q41.ご自身は前世でどんな人物、又は生き物だったと思われますか?
A41.前世があることを信じていないですので、考えたことがないです。私は超然主義じゃなくて堅実主義です。自分自身で切り開いて乗り越えなければ、と思っています。
Q42.明日が地球最後の日だったとしたら何をしますか?
A42.あまり信じていないですが、病気で余命宣告された方をイメージすると、意外と皆さん落ち着いている気がします。非常にショックを受けて悩みながら、静かにじっと時を待っているのかなと思います。
Q43.無人島に一つだけ持っていけるとしたら何を持っていきますか?
A43.ライターなどの火を起こす道具です。包丁は鋭利な石などを使えば作れそうな気がしますが、火は道具がないとなかなか付かない気がするので。
Q44.タイムトラベルできるなら過去と未来どちらに行って、何をしますか?
A44.江戸時代の文化や風俗が大好きなので江戸時代に行きたいです。本に書いてある通りだと思うけれど、どういった暮らしをしているのか見に行きたいです。
Q45.これだけは世界中のどんな社長にも負けない、ということはありますか?
A45.自分の家業の金城樓に対する想い、愛情は土屋家に生まれた、そして土屋家に生まれて金城樓に携わっている者でしかない情熱みたいなものがあると思っています。金城樓に対する想いは世界中の誰よりも強くなければおかしいと思っています。
Q46.3年後どんな風になっていたいですか?
A46.新しい金城樓のファンが増え、今来てくださっているお客様が引き続き当店を使ってくださるようにしたいと考えております。
Q47.5年後どんな風になっていたいですか?
A47.それも同じです。133年やってきた通りに変わらずにお客様に来ていただいている、そしてそのお客様が新しいお客様を連れてきてくださる、「金城樓って良い店だよ」と言っていただけるお店であり続けるべきだと考えております。
Q48.10年後どんな風になっていたいですか?
A48.10年後も50年後も同じ答えになります。
Q49.これから挑戦したいことは何ですか?
A49.特別なことは無いです。
Q50.社長が引退するときにどのような状態になっていたいですか?
A50.130年強営業してきましたが、次の100年も永続していけるような体制を作りたいと思っています。財務状態も含めて内部の体制や組織がしっかりしていて、なんの心置きなく次の方に引き継げるようにしたいと考えております。
募集要項
勤務地 | 石川県金沢市橋場町 |
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仕事の内容 | ーーーーー |
応募資格 | 20代は未経験者OK(調理師免許不要) |
勤務時間 | 平均所定労働時間:172時間/月 |
勤務形態 | シフト制 |
休日休暇 | 月7~8日程度 |
勤務地所在地 | 石川県金沢市橋場町 2番地23号 |
勤務地備考 | 勤務先名: 株式会社 金城樓 |
交通手段 | マイカー通勤可。 |
給与 | 月給 191,000円 |
試用期間 | 試用期間なし |
福利厚生 | 昇給年1回 |
社会保険 |
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職場環境 | 有:屋内禁煙 |
応募方法 | 「応募する」ボタンをクリックの上、必要事項をご入力の上、応募手続きを完了させてください。 |
応募について | お電話いただき、会社にて面接させていただきます。 |
企業名 | 株式会社金城樓 |
本社所在地 | 石川県金沢市橋場町2番地23号 |
業種 |
|
代表電話番号 | 0762218188 |
その他 | お仕事No:料理人 |